「冬休み工作教室 すご編み台でコースター作り」                   平成29年1月6日(金) 

北上山地民俗資料館では、冬休みにあわせて[すご編み台]でコースターを作る工作教室を開催しました。市内の小学生、一般9名が参加しました。
[すご編み台]とは昔の道具で、炭を詰めて[炭俵]にするための入れ物となる[炭すご]を編むときに使う台です。 [炭すご]はカヤを藁縄で編んで作ります。
今回の工作教室ではタカキミの茎と毛糸で編んでコースターを作りました。[すご編み台]は現代風の小物作りができるようにアレンジされたものです。
民俗資料館では、この他にも昔の技術や自然の素材で小物作り体験を行っています。子供たちに地域の伝統的な生活技術を体験してもらい、昔の暮らしについて興味を持ち、理解を深める機会になってほしいと思います。


「冬休み工作教室 [すご編み台]でコースター作り」の様子

館内第1展示室「炭焼き」の展示コーナーで、実際に使われた[すご編み台]やカヤで作られた[炭すご]についての解説を受けてからコースター作りに取組ました。

コースター作りの様子。単純作業の繰り返しですが、皆さん黙々と作業しました。

完成



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