北上山地民俗資料館では年中行事と郷土食を伝承する事業の一環として、「正月飾りを作ろう」を開催しました。これは、地域の方からワラ縄のない方を教わってオリジナルの正月飾りを作るという内容で、9名の小学生が参加しました。会場の江繋地域振興センターではこの日、「大しめ縄作り」も行われており、小学生も作業に参加しました。この「大しめ縄」は江繋地区の八坂神社のご神木で地域のシンボルともなっているツキノキに飾るものです。作業が終わって郷土食の「ひっつみ」も試食しました。
縄ないを教わる
講師の江繋地区の皆さんから、普通の縄は「右縄」だが、神様に供えるものは「左縄」と教わり、「左縄」(左下がりの縄目)の縄をないました。
縄を輪にして飾りつけたら完成!
大しめ縄作りの様子
ワラを繋ぎながら太くした3本のひもをよりあわせてさらに太い縄を作ります。これも左下がりの「左縄」です。
ご神木のツキノキに「大しめ縄」を飾る様子