北上山地民俗資料館では昨年度に続いて2回目となる「藁ぞうり・布ぞうり作り方教室」を開催しました。講師は小国地区の湯澤孝さん、湯澤武さん、湯澤キヌ子さん、飯坂シワ子さんで、11名の参加者がそれぞれの作り方を教わりました。水田の少なかった川井地域(旧川井村)では、藁は大変貴重なものでしたが、[米俵]を解体したり稲作を手伝ったりして手に入れ、[つまご]や[ぞうり]などの履物は必ず藁で作ったそうです。講師からそのような話をお聞きしながら作業を進めました。また布ぞうり作りには小学校4年生3名も参加、一生懸命教わりながら一足を仕上げました。次回は3月に開催の予定です。郷土芸能にも欠かせない[わらじ]の作り方も加えて実施する予定です。皆様のご参加をお待ちいたしております。 |