「小正月の削り花作り教室」 
                     平成29年1月13日(金)

北上山地民俗資料館では昨年度に続いて2回目となる「小正月の削り花作り教室」を開催しました。これは地域の伝統文化の伝承を目的に一般の方を対象としで実施したもので、小正月の飾りものである「削り花(ユワゴ=ユウガオ)」の作り方を教わってミニ飾りを作りました。鉈でクルミの若い枝を削って花を作り、木の枝に飾りつけます。花はユウガオの花を模したもので、ユウガオなどの畑作物の豊作を願って飾ったものだそうです。花を削るクルミの枝は中心が空洞になっているため枝に差し込んで飾りつけることができます。実際の小正月飾りは下の写真のように大きなもので、土台となる木はクリの木だそうです。正月の「門松」のあとに小正月の飾りつけをしたのだそうです。


「小正月の削り花作り教室」の様子から

クルミの枝を削る

講師の湯澤さんから最初に削り方を教わりました。

 

参加者の皆さんも挑戦。

飾りつける様子

北上山地民俗資料館のロビーにも飾ってあります。 

 

参考:小国地区で実際に飾られた小正月の削り花(「なり木」ユウガオの花を模したものという)平成29年1月13日

 



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