当館の20年間のあゆみを紹介するとともに、開催にあたって「民俗考古学」の研究者である名久井文明氏より寄稿いただいた論文「民俗考古学からみた北上山地の民俗技術」にもとづいて関連する有形民俗資料や考古資料の展示を行います。内容は「木の実を利用する技術」「樹皮を剥いで利用する技術」「木を木口から割る技術」「植物性素材を使った平面形成技術」「籠類を作る技術」で、展示から有形民俗資料や地域に伝わる伝統的技術の中には縄文時代から脈々と伝わる技術が刻み込まれていることがわかります。 あわせて講演会や解説会も開催します。詳しくは下記をごらんください。(ちらしはこちらからご覧ください。「開館20周年記念企画展ちらし」)
発掘された縄文時代中期のコナラ属崎山貝塚出土 宮古市教育委員会所蔵 写真提供 名久井文明氏
民俗例で食べられる「しだみ」
関連事業
講演会「民具が秘めた力と、その活用」
【講師】名久井文明氏(岩手大学人文社会科学部非常勤講師 物質文化研究所一芦舎代表)
【日時】11月1日(土)午前10時~11時30分【会場】宮古市川井生涯学習センター(川井総合事務所となり)
解説会「木の実の利用について」
【日時】11月16日(日)午前10時~11時30分【会場】宮古市川井生涯学習センター(川井総合事務所となり)
※ 対象・定員など詳しくはお問い合わせください。
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