山村生産用具コレクション
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縄巻
マダ皮を加工するための用具である。細い木材の両端を削って十字に組み、裂いたマダ皮を撚りながら巻きつけたもの。十字の材は1本385~498mmの長さである。
マダ皮で3本撚りの縄を作る際に使用する。作り方は、必要な長さを決めて端を結んで輪を作る。その輪を自分の胴と柱などに回す。作った輪に[手遊び]を回しながら巻きつけて1周する。1周したら、先に巻きつけた隙間に巻きつけてもう1周する。そうすると3本撚りの縄ができる。
資料番号:A-1-47
詳細図:
a1-047f
作図者:矢作智恵子
資料番号
資料名
寄贈者
地区名
整理番号
重量
A-1-47
縄巻
舘向寿人
門馬
1538
265g
A-1-48
手遊び
佐々木弘治
川内
1106
275g
A-1-49
縄ひねり、縄うち
佐々木夘三郎
川内
3929
370g
A-1-50
手遊び
古舘金重郎
箱石
593
300g
A-1-51
マダ縄
根木勘次郎
川井
215
140g
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(C)宮古市北上山地民俗資料館