ふり打ち

　脱穀用具である。ムギの脱穀に使用する。打つ部分の材質は軽くて丈夫なヒトツバカエデやイタヤカエデが多く用いられる。柄はマダなど軽くて丈夫な材を用いる。打つ部分と柄の2本の棒を上部で連結させている。柄の全長は1525～1815mmで、回転させてムギを打つ棒は1425～1650mmである。柄の方が長いものが多いが、打つ棒の方が長いものもある。

資料番号：B-1-103
写真：b1-103p
詳細図：b1-103f
作図者：野沢裕美

資料番号	資料名	寄贈者	地区名	整理番号	重量
B-1-102	ふりうち	舘石政志	川井	149	1030g
B-1-103	ふりうち	中村剛	江繋	2702-1	1302g
B-1-104	ふりうち	高屋喜多男	小国	2228	840g
B-1-105	ふりうち	不明	不明	92	840g

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