脱穀用具である。シノダケを組んだふるいで、底面が正方形である。ふるい分ける実によって組み目の大きさが違う。B1-110~112は[ヒエとおし]で目の大きさは5~8mmである。B-1-113は[アワとおし]で目の大きさは3~5mmである。B-1-113~115は[マメとおし]で目の大きさは13~14mmである。脱穀した実と、葉や「から(茎)」とを選別するのに使用する。実は下に落ち、葉や「から(茎)」は[とおし]の中に残る。