腰鋸(こしのこ)
腰鋸(こしのこ)
 横挽き鋸で、柄を含めた全長は507~645mm、刃の全長は330~378mm、幅は40~110mmで杣鋸よりも小ぶりである。柄は中心に穴があいており細工しやすいキリ材が多い。持ち運ぶときは危険がないように木製の鞘をつけて運ぶ。鞘は鋸の金属部分が全て覆われる大きさで、鋸の刃を先に入れる作りになっている。腰鋸で山へ入る際、右腰につけた。腰鉈とともに、必需品である。

資料番号 資料名 寄贈者 地区名 整理番号 重量
C-1-228 腰鋸 道又進 小国 6253 445g
C-1-229 前川藤一郎 江繋 2779 800g
C-1-230 腰鋸 芳門千次郎 川内 1428-2 160g
C-1-231 そうま鋸 中舘繁造 川内 1152-1 590g
C-1-232 窓目鋸 田代時雄 江繋 2858 230g

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