はばき
はばき
 フジの「さね」製のはばきである。「さね」とはフジの皮を剥ぎ取ったもので、槌で打って柔らかくして細かく裂いて使用する。A-1-55の[はばきはたし]で織るが、このとき足首側を細く、ふくらはぎ側を太くするために、左右の織り幅を調節しながら織る。また足首側は雪などが足に入り込まないように毛足を長く作る。

縦芯が21本~35本で、長さ224~226mm、足首側の幅が270mm、ふくらはぎ側の幅が350~374mmである。

資料番号 資料名 寄贈者 地区名 整理番号 重量
C-1-318 さねはばき 高屋喜多男 小国 2238 90g
C-1-319 はばき 滝野金市 箱石 3668 235g

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