ワラビ打ち槌
ワラビ打ち槌
 洗ったワラビ根を打つために用いる。横型の木槌で、敲打部は槌の木口である。柄を含めた全長は496~914mm、敲打部の直径は101~132mmである。どちらの木口にも使用痕がある。槌の部分にはクリやイタヤカエデなど固い木を使用する。
 ワラビ根を打って砕くときに使用する木槌であるが、特に専用というわけでなく、必要があれば何にでも使用した。

資料番号 資料名 寄贈者 地区名 整理番号 重量
A-1-14 ワラビ打ち槌 佐々木夘三郎 川内 3928 1600g
A-1-15 ワラビ打ち槌 山口ミヨ 川井 186 1850g
A-1-16 ワラビ打ち槌 不明 江繋 1833-3 870g
A-1-17 ワラビ打ち槌 道又一男 小国 1842-1 1350g
A-1-18 ワラビ打ち槌 道又一男 小国 1842-2 1400g
A-1-19 ワラビ打ち槌 新田金次郎 小国 2102 2000g
A-1-20 ワラビ打ち槌 高屋喜多男 小国 2220 650g
A-1-21 ワラビ打ち槌 岩舘政康 小国 2288 1720g
A-1-22 ワラビ打ち槌 高屋喜多男 小国 9519  

ワラビ根採集と加工

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