さどふね
さどふね
 [はな(ワラビ根の澱粉質)]を精製するたの用具である。長方形の板でできた箱で、短い方の側面の片方に、水が流れ出る穴があいている。特にA-27は、底板に傾斜がある。
  装置としては、砕いたワラビ根を入れて水で流すと、澱粉質が水に流れ出す。さらに[さどぶね]から流れ出た澱粉質を含んだ水が、[つの袋]を通って、下に置いた[はんぎり桶]に溜まる仕組みを作る。

資料番号 資料名 寄贈者 地区名 整理番号 重量
A-1-27 さどふね
高屋喜多男 小国 2066-1 26400g
A-1-28 さどふね 高屋喜多男 小国 2205  

ワラビ根採集と加工

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