ねこがき
ねこがき
 施肥用具である。背中当てで[ねがき]とも呼ぶ。マダ紐などの縦芯を台に固定して、横材を編んで作る。
横材の素材は藁やミョウガから(ミョウガの茎)が用いられる。中には横材と一緒に裂き布を編んで強度を持たせた資料もある。赤や青の裂き布を編み込むことで「化粧」にもなった。この資料は本体の長さ1250mm、幅は260mm。体に固定するための縄がついている。

ものを背中に背負って運ぶときは必ず身に付け、背中と肩を保護する。大きさは使用する人の体型に合わせて作られる。A-1-11A-1-38B-2-10D-1-70F-1-44~45と同じもの。

資料番号 資料名 寄贈者 地区名 整理番号 重量
B-1-57 ねこがき 沢田貞彦 川井 364 1030g

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